Teacher interview #8
自分で考え工夫しながら撮影・加工技術を身につけましょう
ファッションフォト 講師
橋本 先生
担当している授業を教えてください
経歴:2008年に横浜市で映像技術会社を設立。ブライダルを中心にステージイベントの収録や演出映像の制作を行う。こ数年はYouTubeやAbemaといったライブ配信プラットフォームでの技術提供が増加。
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技術科ファッション専攻の授業では学生それぞれの作品を写真に残すことを中心に、仕上がった写真をポートフォリオとしてまとめることを目的としています。財布などの小物からドレスといった大きなものまでを照明の条件を変えたり、人物を入れてみたり、いろいろと試しながらより良く魅せる方法を探していきます。
ファッションビジネス科2年生にはPhotoshopを使用した撮影後のレタッチをメインに授業を行なっています。単純な人物の補正から様々な素材を組み合わせてのイメージ制作まで、Webや紙面でのプロモーション用素材にはレタッチは欠かせない技術です。この授業ではPhotoshop操作の基本的なことからレイヤーやマスクを使った高度な合成までを一通り教えていきます。
教える上で大切にしていることは何ですか?
学生とのコミュニケーションをできるだけとるようにしています。一方的に教え込んでも自分の力として残るものはあまり多くありません。自分で考えて工夫した時に技術は初めて身につくものです。まずは少しでも「やりたい」と思えるように、学生たちの希望、趣向をできるだけ汲み取りながら授業内容を調整しています。
高校生にメッセージをお願いします。
桜丘は少人数ということもあり学生一人一人が全員主役として影に埋もれることがありません。教職員の手厚いサポートを受けて自分の好きなことに没頭できる環境が整っています。
物を作るのが好きな人も、物を作る人をサポートしたい人も、ファッションの世界へ飛び込む前の準備を桜丘で始めてみてはいかがでしょう。