ファッション業界のプロを目指す人のための東京・飯田橋にある服飾専門学校です。

Column ファッション業界コラム

  • # スタイリスト

スタイリストの仕事内容を紹介!衣装や小物のコーディネートがメイン業務

スタイリストの仕事内容を紹介!衣装や小物のコーディネートがメイン業務

introduction


大好きなファッションで華やかな芸能界に関われる仕事をしたいとスタイリストを目指す人は多いです。

しかし、スタイリストの具体的な仕事内容を知っている人は多くありません。

そこでこの記事では、スタイリストを目指しているが具体的な仕事内容はわからない人向けに、スタイリストの仕事がどのようなものかご紹介します。

スタイリストを目指す人はこの記事を参考に、スタイリストの仕事への理解を深めていきましょう。

スタイリストの仕事内容を紹介!衣装や小物のコーディネートがメイン業務


スタイリストの仕事内容を仕事の流れに沿って1つずつ解説していきます。

事前にモデルや雑誌のコンセプトをヒアリングする


スタイリストの最初の業務は、撮影前にモデルさんや雑誌社、放送局の人と打ち合わせをしてコンセプトをヒアリングすることです。

撮影の目的や雑誌のテーマ、テレビ番組なら番組の雰囲気などを撮影前に把握することで適切な衣装や小物をコーディネートできます。

このコンセプトのヒアリングが十分でないと、撮影時に求めているものを提供してくれないスタイリストと評価されて、次の仕事をもらえなくなってしまう可能性もあります。

このような事態を避けるためにもヒアリングは十分に行い、今回のスタイルには何を求められているか、自分が提供するべきスタイルはどのようなものかを正しく理解しましょう。

ヒアリング情報に合わせて衣装や小物をコーディネートする


クライアントのヒアリングが完了したら、そのヒアリングに合わせて衣装や小物をコーディネートします。

この際、利用するアイテムは購入する場合とリースする場合があります。リースとはいわゆるレンタルのことで、撮影のときのみ借りて撮影後に返却をする形式です。

実際に店舗を訪れて必要なアイテムを探したり、メーカーやブランドに相談したりして必要なアイテムを揃えていきます。

この時点からスタイリストとしてのセンスが重要になり、クライアントのコンセプトやモデル・商品のイメージに合わせて適切なアイテムを選ばなければなりません。

撮影現場に立ち会い用意した衣装や小物でスタイリングする


衣装や小物のコーディネートができたら、それらを現場に持ち込みスタイリングを行います。

モデルさんの当日のメイクやヘアセットに合わせて、用意したアイテムを組み合わせて最適なスタイリングをします。

1回の撮影の中で何度も着替えたり小物を交換したりすることもあるため、当日の段取りをしっかり頭に入れておかなければなりません。

それに合わせていつ何を使うかを覚えておき、迅速に対応できるように準備をしておきます。

アイテムを用意するコーディネートの段階で準備が十分にできていれば、このスタイリングで成功できる可能性が高くなるでしょう。

スタイリストの仕事は撮影当日のスタイリングだけが注目されがちです。しかし、実際には当日までの準備で撮影日に成功するか失敗するかが決まります。

撮影前の準備もスタイリストの重要な仕事と考えて、おろそかにすることの無いように取り組みましょう。

用意した衣装や小物がレンタルなら返却する


準備の段階で衣装や小物は購入とリース、つまりレンタルの選択肢があるとお伝えしました。

このとき、リースをしたものは返却の処理をしなければなりません。

リース品はリース期間を守って返却をしなければならず、多くのリース品を適切に管理することもスタイリストの大切な仕事です。

リース品の返却が必要であることは当然として、破損や汚損があっても問題になります。

そのようなことが無いように購入品とリース品は分けて適切に管理しましょう。

雑誌やWebサイトの掲載面を確認する場合もある


雑誌やWebサイト、番組などの掲載面に不備が無いことの確認もスタイリストの仕事です。

撮影に使用したアイテムやリース品のクレジットをもれなく掲載していることや、掲載名に誤りが無いことなどを確認しなければなりません。

とくに雑誌やTVのクレジットは発行や放送をしたあとにはもう差し替えができません。

万が一、掲載漏れや名前の間違いがあった場合には、アイテムの提供企業からクレームが入ってしまう場合もあるため、最後まで気を抜かずに丁寧な対応を心がけましょう。

スタイリストには企業所属とフリーランスの2種類がいる


スタイリストには企業に所属して活動する人と、フリーランスとして活動する人がいます。それぞれの魅力を解説します。

1. 企業所属は安定した仕事と収入が魅力


企業所属のスタイリストの魅力は安定して仕事を受けられることと、その仕事からの安定した収入があります。

企業に所属していれば、仕事は営業担当者が取ってきてくれます。

スタイリストの業務も、スタイリストとアシスタントで分業できる場合もあるため、スタイリングに集中できる職場もあるでしょう。

また、企業に所属した働き方であればお給料の形で毎月安定した収入を得られます。

大きな昇給が無い反面、突然の大きな減給も無く、安定して働きたい人には企業に所属してスタイリストをすることは魅力的な選択肢です。

2. フリーランスは自由な働き方と高い収入が魅力


企業所属のスタイリストに比べてフリーランスのスタイリストは、働き方が自由なことと高い収入を目指せることが魅力です。

働く時間や場所、どのような仕事を受けるか、その仕事に対する報酬設定をフリーランスは自由に決められます。

報酬を自由に決められるため、短い時間で大きな報酬を得る人も少なくありません。

しかし、仕事を自分で取ってきたり、事務処理も自分で行う必要があったりと行う業務はスタイリングだけでは済まないこともあります。

また、仕事を安定して取れるかどうかもすべて自分の実力次第です。仕事がもらえなくなってしまうと収入はゼロになってしまうため、安定した働き方とは言えません。

リスクが大きい分、リターンもそれに見合った大きなものを得られる働き方がフリーランスと考えましょう。

向いている人はセンスがありコミュニケーション能力が高い人

スタイリストに向いている人はセンスがありコミュニケーション能力も高い人です。

スタイリングのセンスが無ければコンセプトに対して適切な表現ができず、クライアントの期待に応えられません。

さらに、スタイリストにはセンスだけではなくコミュニケーション能力も求められます。

スタイリストは非常に多くの人と協力しながら仕事を進めなければなりません。

仕事を発注するクライアント、それを掲載する雑誌やTVの担当者、自社内の営業やアシスタント、アイテムを提供してくれる会社の担当者など多くの人の協力の上にスタイリストの仕事は成り立ちます。

こういった関係者と円滑に仕事を進めるためにコミュニケーション能力は不可欠です。

ただし、最初からセンスやコミュニケーション能力が無ければ、スタイリストを目指せないわけではありません。

今はまだセンスもコミュニケーション能力も無いと思う人でも、それを身に付けようと努力する姿勢さえあればスタイリストを目指せます。

最新情報を集められることや柔軟さがあることも大切


スタイリストを目指すなら最新情報を集める能力や柔軟さも大切です。

ファッションのトレンドを追い続けなければ、時代に取り残されて仕事をもらえないスタイリストになってしまいます。

また、スタイリングの仕事も他の仕事と同じように予想外の出来事が付き物です。

モデルさんが急遽交代になってしまうこと、予定していたアイテムが当日使えなくなってしまうことなど、いろいろなトラブルはどのような仕事にも起こり得ます。

このような事態にもすぐ対応できるように常に柔軟に構えておくことは、スタイリストにとって重要な心構えです。

やりがいは現場の人の喜びの声や世間の反響を感じられること


スタイリストのやりがいは現場の人に良い作品ができたと喜んでもらえることや、自分のスタイリングに世間から反響をもらえることです。

クライアントから良い仕事をしてくれたと直接評価を受ければ、スタイリストとして自分の仕事に誇りを持てます。

自分が仕事をした雑誌が発行されたり、TVで放送されたりしているシーンを目にすると自分の仕事が形になったことをまた嬉しく思えるでしょう。

さらに、その仕事が社会に大きな反響を与えて、自分の選んだコーディネートが流行になれば、それもスタイリストとしてこの上ない喜びを感じられます。

ファッションカレッジ桜丘なら一流のスタイリストを目指せる


社会に流行を巻き起こすような一流のスタイリストになりたい人は、ぜひファッションカレッジ桜丘を進学先の候補に入れてみてください。

なぜならファッションカレッジ桜丘では、在学中にスタイリストを目指す上で必要なことをすべて身に付けられるからです。

身に付けた知識やスキルの集大成として、ファッションカレッジ桜丘では毎春学生によるファッションショーを開催したり、現役のアイドルに衣装を提供したりしています。

これらの実践的な課題を通じて、卒業するまでにスタイリストとして必要な知識や技術、心構えを身に付けられることがファッションカレッジ桜丘の強みです。

学費もリーズナブルで通いやすいことも重要なメリット


専門学校を選ぶときには、学費がどのくらいかかるかも事前によく確認しましょう。

専門学校に入った人のありがちな失敗は、学費の負担が大きくアルバイトを頑張りすぎた結果、本来の目的である知識や技術の習得がおそろかになってしまうことです。

このような事態を避けるためにも、入学前に学費はしっかりと確認して保護者の方と生活費を含めてよく相談しましょう。

学費が安ければ、その分を生活費に回してくれる家庭もあるでしょう。そうすればアルバイトに必要以上の力を入れずに済み、学業に集中できます。

最低限の費用負担で一流のスタイリストになるための技術や知識を身に付けたい人は、ファッションカレッジ桜丘をぜひご検討ください。


たった30秒でOK!ファッションカレッジ桜丘の資料請求をする


次の記事

前の記事